BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 未分類
  4. 乳がんの副作用でリンパ浮腫に

乳がんの副作用でリンパ浮腫に

乳がんが発覚した時に腋窩リンパ節に転移があったので、手術の時に腋窩リンパ節も取りました。

その時説明されたのは、脇の下にリンパ節が3つあって、私の場合は全部取ると説明をされました。これは素人に対してのわかりやすい説明をしてくれたようです。

私は術前抗がん剤で、4cmあったがんが1cmに縮んでいたので、リンパ節は1つ残せました。

リンパ節を取ると、リンパ液の流れが悪くなるので、リンパマッサージを毎晩やっていましたが、

あるとき自分の腕をみたら右側より左側の腕が太くなっているのに気づきました。(手術したのは左胸)

慌ててリンパ浮腫のケアをしてくれる治療院にいき、はじめはリンパドレナージュのマッサージをしてもらい、バンテージという包帯で腕をしっかり巻いて治療をしていきました。

バンテージは、包帯を5本使って浮腫の腕を巻くのです。それをやりだしたのが、6,7月の暑いころで、死にそうに暑かったのを覚えています。

まず腕にガーゼを巻いてその上に脱脂綿を巻いて、指1本1本に包帯を巻き、その上からバンテージを腕全体に巻いていくのです。

主人がそれを見て、それで人を殴ったら痛いね、などというのですが、これは包帯だからこっちが痛いわ!骨折の時の石膏とは違うのだから柔いんです!

1か月か2ヵ月頑張って、腕はふつうに戻ったと思います。

その後は、弾性スリーブというのを日中はいつも装着していました。バンテージよりは暑くはないけれど、その頃は更年期の症状も出てきてやたらに暑かったので、それなりにきつかったのを覚えています。汗をかくときは、ガマの油汗のように、タラ~リ タラ~リと汗がしたたっていたころだったので。

そのスリーブは毎日毎日5年くらいやっていたでしょうか。5年目以降からは、今の仕事に変わってやらなくなりました。

けがをするおそれもないし、重いものを持つ恐れもないので、取ってしまいました。ふつうに生活する分には浮腫むこともなくなっていたからです。

ただ旅行に行ったときはたいてい浮腫んでしまいました。そんな時はすぐにバンテージを巻いてケアをします。すると2,3日で改善します。

リンパ節を取った時、太ってはいけないと言われました。バレエのレッスンも効果的と言われました。腕の筋肉を使うのは良いとのことなので。

最近はバレエのレッスンに行けてないので、そういう時は手の平をグーパーグーパーしたりして鍛えたりしています。たまにですが。

治療も終わり、数年経ってしまうと忘却の彼方に行ってしまうのですが、体重だけはなんとか増えないように頑張りたいと思っています。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事