サスティナブルな化粧品で、SDGSの12番目「つくる責任、つかう責任」
サスティナブルの意味は、「持続可能な」という意味です。
SDGSは、持続能な開発目標17項目を、国連加盟国が2030年までに達成しようと掲げた目標のことです。
詳しくは前々回に書きましたが、そこで私が注目しているのが、
12番目の「つくる責任、つかう責任です」
私はフェイシャルエステやスキンケアの施術や、化粧品、ヘアケア用品・日用品・アロマを提供していますので、『つかう責任』についてとても関係が深いと思います。
私たちが日々使っているものが、どのような成分でできているか、そしてそれらがどのような道筋をたどっていくのか、これらを認識することがとても大切なのではないでしょうか。
化粧品は石油でできています
化粧品は全成分表示で、パッケージの裏などにカタカナ文字やアルファベットを使ったものがたくさん書いてありますが、それらがその製品に使われている成分です。
そのほとんどが石油から作る化学物質です。
また植物の名前も書いてありますが、その植物のエキスを取り出すのに溶剤を使うのですが、その溶剤も石油からできた化学物質を使用しています。
その石油由来の化学物質は、化粧品だけでなく、
ハンドソープ、ボディーソープ、シャンプーなどの体を洗うもの、
もちろん、食器や衣類を洗う洗剤にも使われています。
これらは毎日使います。
洗って流したものは、排水溝を通り、川、海、水蒸気となって雲となり、雨になり、やがては私たちの飲み水となって帰ってきます。
肌につけたものは皮膚を通して体に浸透していきます
化粧品は毎日使うものです。
基礎化粧品からファンデーション、口紅など。
現在これは女性だけのものではなく、男性の方もお使いになっている方も増えました。
それに、体やヘアにもクリームをつけたりします。
コラらの製品も、石油由来の化学物質が多数使われています。
この化学物質は、皮膚を通して体の中に浸透して、脂肪に溜まったり、全身を巡ったりします。
よく言われる経皮毒です。
私はこれを自分の体で体験してきました。
私の手の湿疹に使ったステロイド剤
小学校5年の時に手に湿疹ができ、それから20年間ステロイド剤を使ってきました。
20年使い続けても手の湿疹は治ることはなかったです。
ステロイド剤は症状を抑え込むだけ。
私の手の湿疹を治したのは、石油由来の化学物質を一切使用していない化粧品でした。
その製品でケアをすることで、ステロイド剤を一切やめることができました。
ステロイド剤を止めたとき、私の手の皮膚はとっても薄くなっていて、指を曲げると関節の皮膚が、パリ、パリと切れていったのを覚えています。
またステロイド剤を止めて15年後、10kgのダイエットをしたとき、普通に戻っていた手に再び湿疹がでちぇきました。
脂肪に溜まっていた毒が、脂肪が無くなったことにより、出てきたのです。
話では聞いていましたが、私は自分の体で体験し、自分の目で見てきました。
継世代毒性物質
この経皮毒の怖いところは、子どもにも受け継がれてしまうということです。
親の毒が、子や孫、曾孫と世代を越えて、しかも濃縮されて受け継がれていってしまう。
きっと私の息子にも受け継がれていってしまったのでしょう。
ヒトの体も環境もサステナブルに
持続可能と言われると、『環境』についてを思い浮かべるのではないでしょうか。
環境だけではなく、私は自分の体験から「ヒトの体」についても考えなければいけないと感じています。
だから「つかう責任」
まずは、自分たちが日々使っているものがどういうものでできているのから知ることが大切なのではないでしょうか。
ヒトの体も環境もサスティナブルに!
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