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化粧品の成分の豆知識

化粧品は全成分表示なので、化粧品の容器の裏かパッケージの裏面にはこのように必ず書いてあります。

これは成分の量が多い順番に記載されています。

気をつけたほうがいい成分

「肌に合う」「肌に合わない」を決めるベース成分のうち、特に注意して欲しい成分がいくつかあります。

一般の化粧品によく配合されている成分には
・エタノール
・シリコン油
・香料
・合成界面活性剤
・グリセリン
がありますが、これらはすべて原料は石油でできています。

これらは一般的ですが、注意した方が良いことがあります。

エタノール ・・敏感肌・乾燥肌の人は要注意
いわゆるアルコールの成分で肌への刺激が強いとされていて、アルコールが蒸発するときに、肌表面の水分を一緒に奪ってしまうので乾燥することが多く、敏感肌の人や乾燥肌の人にはおススメできません。
シリコン油 ・・毛穴を防ぐ原因になる
シリコン油は、メチコン、ジメチコン、アモジメチコン、シクロメチコンなどいろいろな種類がありますが、最後がコンなら「シリコン油」となります。シリコン油は実は油ではなく、合成樹脂、プラスチック油なのです。車のワックスとか機械用によく使われているもので、撥水性があり、コーディング力が強いので毛穴をふさいでしまう原因になります。
合成香料 ・・アレルギー、接触性皮膚炎をおこしやすい 
石油を原料とした香料のことで、3,000を超える種類があるとされています。米国の消費者団体が、3,000種類の成分を解析したところ、1,000以上が「懸念ある化学物質」として国際機関などの公式リストに掲載された物質を含んでいたこともわかっています。日本では香料規制ができていないので真偽はわかりませんが、避けておいたほうが安心です。日本では香料は雑貨扱いなので、「香料」とだけ記載すればよく、メーカーに何でできているかを問い合わせても答える義務はありません。
石油系合成界面活性剤 ・・肌のバリア機能低下を招く
肌への浸透力が強く、バリア機能を低下させます。肌の「バリア機能」とは、乾燥と外部刺激から肌を守る役割のことで、水分の蒸発を防ぐ働きもあります。
グリセリン ・・ニキビや吹き出物がでやすい人は要注意
優れた保湿作用のある「グリセリン」もニキビや吹き出物ができやすい人にはトラブルの原因になることもあります。グリセリンを使うとアクネ菌が増殖しやすくなりニキビが悪化する人もいるようです。

これらの成分は化粧品にはたいてい配合されていますが、原料が石油の物はこのようなトラブルがあることを知った上でお選びください。

これらの成分の原料が、植物由来の成分でできているのもあります。

たとえば、エタノールの原料がサトウキビであったり、グリセリンの原料がヤシ、パーム、ナタネ、であったり。

そのようなものでできた製品をお探しの場合は、お問い合わせください。

 

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