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危ない成分が使われている日用品・化粧品

日用品や化粧品には様々な化学物質が使われています。パッケージの裏などに記載されているのが使用されている成分です。

「日本には安全性の疑わしい化学物質の使用は極力避ける」という考え方が浸透していないのが、欧米諸国と違うところで、危険性が確認されていないから安全という考え方で、欧米が禁止している成分がふつうに使われていたりします。

そしてメーカーは、日用品に含まれる成分がどれだけ有効かということは実証しますが、マイナスの要素についてはきちんと検査をしているかどうかは消費者にはまったくわからないのが現状です。
日用品には、効果を高めたり、品質を安定させるためにたくさんの化学物質が加えられていて、添加された化学物質は、いまや市販のほぼすべての製品に入っていると言ってもいいくらいです。
その化学物質ですが、法律で使用が認められていても、さまざまな症状を引き起こすリスクがあることが研究によって明らかになっています。

その一つが化学物質過敏症。

化学物質過敏症の症状は、喘息や動悸といった重いアレルギー反応などさまざまとあり、日本の患者は70万人を超えるとされています。
化学物質過敏症は、体に長い間原因物質が蓄積することで、突然症状が出始める。年齢をかさねて体に不調が出るようになったら、実はその原因が化学物質に対する過敏症状だったというケースは少なくないそうです。

またそれだけのとどまらず、場合によっては、臓器障害やがんなど、さらに深刻な症状や疾患も引き起こす可能性もあるといわれています。

化粧品や日用品によく使われている成分に
BG(1.3ブチレングリコール)という成分がありますが、これは製品に粘り気を与えたり保湿に優れていますが、国立医薬品食品衛生研究所によれば、皮膚から体内に吸収されると、腎機能障害を引き起こすとされているそうです。

PG(プチレングリコール)というせいぶんもよく使われています。これはウエットティッシュなど。乾いてはいけない製品によく使われています。作業油の凍結防止剤として使われてきた成分で、体内への浸透力が強く、皮膚のバリア機能を緩ませて化学物質を吸収しやすくさせる性質があります。またこのPGという成分は、乾いてはいけない食品にも使われています。

これはほんの一部ですが、この二つはたくさんの製品に使われています。避けたくても避けられないこともあると思いますが、私はほとんど避けています。

 

 

2018年の週刊現代に「60歳過ぎたら害の方が多い日用品」という記事から一部抜粋しています。

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