
香り付きの柔軟剤の中には、マイクロカプセルが入っています
香り付きの柔軟剤、街を歩いていると、電車の中、スーパーやデパート、映画館、学校、他人の家の洗濯物など、いたるところに溢れています。
そして、有名女優さんがCMで「こんな時でも安心!」と言っています。
それは、汗かいても臭わない
→汗の臭いを香りでごまかす
→汗の臭いで人に嫌がられたくない=人に嫌われたくない
こういうことなのでしょうか。
日本での香料は、ほとんどが合成香料か、合成香料に天然香料が混ざったものでできています。
そして柔軟剤には、いつでも香らせるために、小さなカプセル=マイクロカプセルの中に合成香料を入れいます。
マイクロカプセルが触った時の摩擦や体温の熱で溶けて、中の合成香料が広がるという仕組みになっているから、いつまでもにおいがついているのです。
すなわち、柔軟剤は衣類にマイクロカプセルをくっつけているのです。
そのマイクロカプセルの原料はプラスチックでできています。
メーカーは企業秘密として何でできているかは明かさないそうです。
ある大学の先生が調べたところ、イソシアネートやメラミン樹脂といったプラスチックでできていて、
どちらもトルエンの1万倍以上の毒性のある刺激物です。
イソシアネートはペンキの原料に使われていて、ペンキを作るときには規制がかかるくらい7毒性の強いものですが、柔軟剤には規制がかかっていません。使いだしたのは最近のことだから。
そしてマイクロカプセルは、PM2.5より小さい粒子です。
PM2.5は粒子が小さく、化学物質が体に入り込んでくるから危険視されますが、マイクロカプセルはそれより小さい粒子なので、容易に体の中に入ってきます。
だから、柔軟剤を使っているということは、毎日プラスチックを吸ったり食べたりしているということです。
香りは鼻から脳へ、0.2秒で届き、人間の本能の部分に働きかけ、免疫系・ホルモン系・自律神経に直接働かけます。
『合成香料は私たちの体組織では分解されず、神経組織や脂肪細胞に蓄積され、最悪の場合には病気を引き起こす場合がある』・・ドイツのアロマのテキストに記載されていること。
自分の体臭を気にしすぎ、人に嫌われたくないという理由から、毎日プラスチックを体に溜めこみ、香りで免疫力を下げ、ホルモンバランスを崩し、心臓の拍動や消化の具合をおかしくすることをあなたはどう思いますか。
そしてそれは周りの人へも影響させています。
昔の公害は、公害を出す人は化学物質を垂れ流した企業だと特定できましたが、
香害は、作る人とまき散らす人が違い、まき散らす人は何も知らずに使わされている消費者です。
その臭いで苦しんでいる人は増えていて、今は化学物質過敏症の人は13人に1人の割合でいます。
これは多いともいますか、少ないと思いますか。
それに自分自身の体にも悪影響を及ぼしているのではないでしょうか。
いつまでも健康で元気でいてください。
この記事へのコメントはありません。