お肌の大敵「肌乾燥」と皮脂膜
お肌の悩みは? と聞くと必ず言われる「肌の乾燥」。
みなさんはいかがですか? 乾燥していますか?
肌が乾燥しているとカサカサしてきたり、ひどいときは痒くなってきたりします。
アトピー性皮膚炎をお持ちの方は、痒くなってしまうので肌の乾燥は大敵です。
そして、その肌の乾燥は
シミやしわやたるみの原因になったりするのです。
乾燥肌をあなどってはいけませんよ~!
そもそもなぜ肌が乾燥するのでしょうか。
皮膚には、汗腺と皮脂腺があり、
汗腺から水、皮脂腺から脂が出て、
肌の上でこの二つが混ざり合って皮脂膜というのを作っています。
この皮脂膜は、下界からの刺激から肌を保護し、肌水分の蒸散を防ぐという役割があります。
肌が乾燥するのは、この皮脂膜が不足しているからなのです。
またこの皮脂膜は細菌や異物の侵入を防ぐバリア機能があり、
肌の滑らかさや潤いとともに柔軟性弾力性も保ってくれます。
このように皮脂膜は、肌を健やかに保つためには大変重要になってきます。
この皮脂膜が不足する原因は、
・老化により、水分脂分の分泌の低下
・強い脂分を肌に乗せていること
・皮脂膜を取りすぎてしまっていること
が考えられます。
ヒトの身体機能は老化とともに衰えていくのは仕方のないこと。
その不足するものを補う役目の物の一つが化粧品にありますが、
この皮脂膜を補う役割があるのは、クリームや乳液、化粧水やオイルなどです。
みなさんも肌が乾燥するとこのようなものを肌につけると思います。
こんな経験はありませんか?
・初めは乾燥が防げたけれど、だんだん防げなくなってきた
・洗うたびに、そのクリームをつけないとだめだ
それは、その使ったものの成分が原因のこともあります。
使われている成分が石油でできていた場合、ヒトが分泌する脂より強いので、使い続けているうちに自分の脂が出せなくなってしまうからです。
ヒトの体にとって馴染みやすい脂は、①植物 ②動物 ③鉱物 この順番です。
いつまでも若々しくあるために、
肌の乾燥を防ぐための製品は、しっかり成分を確かめてお選びください。
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