
頭皮の乾燥でふけ・痒みが出ます
ふけで悩んでいる方、よく頭が痒くなる方、
どちらも頭皮の乾燥が原因のことがあります。
私は仕事柄、頭皮も拝見することがあるのですが、
頭皮がところどころ赤くなっていらっしゃる方がいます。
ちょうど皮膚が痒くなると赤くなるのと同じように。
これらはシャンプーが原因のこともあります。
市販のシャンプーの成分は、台所洗剤と同じ原料
市販のシャンプーの成分は、台所洗剤と同じ石油を原料とした化学物質が使われています。
ラウレル硫酸ナトリウムといった合成界面活性剤です。
他にも、シリコンオイルのジメチコン、ジメチコノール、ジステアリン酸グリコールやBGなど
たくさんの石油由来の化学物質が使われています。
そのような化学物質を使っているので、必ず注意書きには、
注意書きをあらためて読んでみると、そんなに気軽に使えるものでもなかったのだということに気づかされます。
配合成分の合成界面活性剤は、強い洗浄力があります。
(だから台所洗剤にも使われるのですが)
頭皮は、皮脂の分泌が多く汗やフケ、ホコリなどの汚れも付着するために、強い洗浄力の成分を使います。
人の肌というのは皮脂膜で覆われています。
汗腺から水が出て、皮脂腺から脂分が出て、2つのバランスが保たれて天然のクリームとなって、体を乾燥から守ってくれています。それは体全体を覆っています。
強い洗浄成分で洗うと、その皮脂膜まで取り去ってしまうのです。
頭皮にも皮脂膜はありますので、頭皮の皮脂膜も取り去ってしまうのです。
髪を洗うときは、たいていお風呂、シャワーで洗うますが、
そのシャンプー剤は頭から体へと流れていき、
体にシャンプー剤が流れたところの皮脂膜も取り去ってしまうのです。
つまり、頭皮だけでなく体も乾燥してしまうということです。
頭皮の場合は、乾燥して皮膚が剥がれ落ちたものはフケとなり、かゆみが出たりします。
体の場合は、流れていくところは顔、デコルテ、背中で、
その流れていったところに、ニキビや吹き出物ができてしまうこともあるのです。
乾燥肌を改善するためには、シャンプー選びも大切です。
合成界面活性剤やシリコンオイルなどの化学物質を含まないシャンプーをお選びください。
見つからない時は、私にご相談ください。
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