
女性の薄毛
テレビのコマーシャルを見ていると、女性用かつら、ウイッグのコマーシャルをよく見かけます。
昔は薄毛の悩みは男性の悩みだったのですが、いつの頃からか女性も悩むようになり、
女性もかつらや増毛をするようになりました。
先日電車に乗っていたとき、前の座席に座っていた20歳くらいの若い女の子が、
「最近、髪の分け目が広がってきて悩んでいるの~」
と隣の女の子に話しているのを聞きました。
薄毛は年齢を重ねた女性だけの悩みではないようです。
髪の悩みには、薄毛、脱毛、といったものがありますが、
他にも、猫毛、細毛、剛毛
というのもあります。
では、今の髪ができた原因は?
1,遺伝
2,生活習慣、生活環境
3,使うものと使い方
この3つが考えられます。
1の遺伝は、今の髪の毛ができた要素はこれが一番大きいです。
2の生活習慣、生活環境は、生まれた場所や食べ物などの要素です。
3の使うものと使い方というのは、これは髪の毛を洗うものやケアするもののことです。
実はこの3つの中で、3の使うものと使い方というのが、とても大切なことなのです。
髪の毛を洗うものやケアするものが薄毛や脱毛の原因になると考えたことはありますか?
一般的に髪の毛を洗うときは、市販で売られているシャンプーをお使いになっている方が多いと思います。
良い香りがする、友人が使っている、家族が使っているから、など
理由は様々で、たくさんの種類の中から選んでいると思います。
ではそのシャンプーの中身について考えたことはありますか?
そのシャンプー剤が原因で薄毛になっているとしたらいかがでしょか。
シャンプーの中身、その成分が、実は毛穴を詰めて薄毛の原因になっている可能性があるのです。
シャンプーの成分には、石油を原料にした化学物質が多数使われています。
代表的なのがラウリル硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤。
他にもプロピレングリコール(PG)、エデト塩酸、安息香酸などです。
*合成界面活性剤
混ざらないものを混ぜる働きがあるもので、強い洗浄力がある。シャンプー以外にも化粧品や歯磨き剤、台所洗剤などにも使われている。
シャンプーは汚れをとって洗い流すのだから、体の中に入らないから大丈夫!
とお考えでしたら、それは大きな間違いです。
化学物質は、皮膚からも吸収されます。
しかも頭皮は肌の角質層が薄いので、肌からとても吸収されやすいのです。
さらに、それらの化学物質は肌のバリアーとなる皮脂膜を壊し、いとも簡単に体の中に入ってきてしまいます。
さらに化学物質は毛穴をつめて、毛根を育たなくしてしまうのです。
シャンプーはいつからお使いになっていますか?
0歳、1歳、2歳、3歳?
使い始めてからその行為が繰り返されています。
毛穴はいったいどうなっているのでしょうか。
またフケやかゆみはありませんか?
合成界面活性剤は強い脱脂力があるので、頭皮の皮脂膜も取り去ってしまいます。
皮脂膜は、バリや機能があるので、取り去ってしまえば肌が乾燥してカサカサして、かゆみが出たり、フケが出やすくなります。
影響を与えるのは頭皮や毛穴だけではありません。
毛髪にもダメージを与えます。
髪のキューティクルと呼ばれる毛髪細胞は常に呼吸をしているのですが、化学物質が塞いでしまい、呼吸ができなくなり、やがて栄養がなくなり、ツヤがなくなって細くなって抜けていってしまうのです。
50代の方が、髪に艶がなくパサパサしていると、それだけで老け見えしてしまいます。
いつまでも若々しくありたいなら、宣伝に惑わされず、成分表示を良く確認してシャンプーを選ぶことをおすすめします。
P.S
代表的な合成界面活性剤:ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル酸PEG類、PPG-セテス類など
避けたい成分は、シリコンオイル:ジメチコン、ジメチコノールなど
*これら成分が使われているものは、避けることをおすすめいたします。
この記事へのコメントはありません。