消臭スプレーは危険なものです
臭いを消してくれる消臭剤
部屋の臭いを消してくれて、部屋がクリーンになったようなイメージでテレビCMされていますが、
実はちっともクリーンにはなっていません。
むしろ化学物質を部屋中にまき散らして、危ない空間にしてしまっているのです。
この消臭スプレーの主成分の除菌成分は、第四級アンモニウム塩系の成分で、病院では消毒薬として使われている化学物質です。
第四級アンモニウム塩
細菌の細胞膜を破壊することで、除菌や消臭効果があるとされています。
ワシントン州立大学のパトリシア・ハント博士らの研究では、
マウスの実験で、生まれた胎児の死亡率も半分くらいになる生殖異常、
精子の濃度と運動率(全体の精子の中の運動している精子の割合)が低下した、
と伝えられています。
これはマウスでの実験なので、人体への悪影響ではありませんが、
だから人体には安全と言い切れるものではないはずです。
実際にこのような消臭スプレーで
目のかゆみや充血、ヒトへの影響が心配されま吐き気やペットの健康被害を訴える方も多くいます。
第四級アンモニウム塩によって起こりうる健康被害
・アレルギー症状
・シックハウス症候群
・動機や不正脈
・喘息
・倦怠感
・うつ
・めまい
消臭スプレーは香料で臭いを消している
消臭スプレーは、臭いの素を消すのではなく、
香料を使って臭いに蓋をしているだけなのです。
しかも使用される香料は化学合成された合成香料です。
香料は鼻から入るとヒトの本能部分に働きかけるので、健康への影響も懸念されます。
成分表示の義務がない消臭スプレー
消臭スプレーは雑貨扱いなので、薬事法上の成分表示義務や
洗剤や衣料品などの家庭用品の成分を義務付けている家庭用品品質表示法からも対象外のため、
表示されているのは、「除菌成分」「香料」のみです。
私たちには確認しようがありません。
これらを、部屋中にまき散らし、衣類、寝具に吹き付けたりして、
それらが肌に触れたり、床に近いところにいる小さい子どもやペットたちの体に消臭スプレーの化学物質が侵入していっても大丈夫なのでしょうか。
私は絶対に使用することはありません。
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